不登校だって選べる未来があっていい

学校に行かなくても、自分らしい生き方ややりたいことを見つけられる社会であってほしい。
このサイトは松本市内の不登校の子どもたちとその保護者をサポートする施設や取り組み、行政の支援等について実際に取材して集めた情報を紹介しています。

全国的に小中学生の不登校は9年連続で増加しています

文部科学省の2021年の統計によると、全国の小・中学校の不登校児童・生徒数は244,940人、児童生徒1000人当たりの不登校児童・生徒数は25.7人となっています。ここ数年はコロナ禍による影響があるとはいえ、コロナ以前から不登校の児童・生徒数は9年連続で増加しており、全国平均で見てもおよそ40人に1人は不登校という状況にあります。

令和3年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について
長野県内で不登校児童・生徒の数が2番目に多い松本市

長野県松本市の2022年の不登校児童・生徒数は小学生が247人、中学生が311人が不登校となっており、松本市は長野県内で不登校児童・生徒が2番目に多い地域となっています。

2021年松本市教育委員会調査

不登校を選ぶ自由があってもいい
自分の力で学び成長する機会を与えてほしい

学校復帰だけを目標にするのではなく、「学校に行かない選択」を子どもの意思として尊重し、学校に馴染めない子であっても未来が閉ざされることがないように、彼らが自分の意思で学んだり人間的な成長を得るための支援やサポートを充実させていくことが必要です。私自身も現在高校生になる息子が小中学生の頃不登校だった経験があり、当時は十分な情報が得られず大変苦労した経験から、子どもの不登校で悩まれている保護者の方々の正しい情報源の一つとなるように、このサイトを開設しました。

教育支援センター

『教育支援センター(旧中間教室)』は、市が運営する不登校児童・生徒の支援施設です。生活習慣の改善、情緒の安定、集団生活への適応などが目標で、学校復帰を含めた自立支援を行っています。通常は学校と同じ登校日・時間に利用することができ、登校した日は出席日数としてカウントされます。

フリースクール/フリースペース

『フリースクール・フリースペース』とは、民間が運営する不登校の子どもに学習活動、教育相談、体験活動などの支援活動を行っている施設や、子どもが好きな時間に通って勉強できる学習スペースです。

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    はぐるっぽ

    浅間温泉
    連絡先
    0263-31-3373
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    フリースペース十色(といろ)

    松本市、塩尻市など
    連絡先
    090-4158-9317

行政の相談窓口

  • 松本市教育相談室(あるぷキッズ)

    受付平日8:30〜5:15
  • 松本市子どもの権利相談室

    受付月曜日~土曜日午後1時~午後6時 ※金曜日は午後8時まで
  • 松本市教育政策課

  • 長野県次世代サポート課

  • 長野県子ども支援センター

    子どもに関する相談全般に応じています。

    受付月~土10:00~18:00
  • 長野県教育委員会 心の支援課

    いじめや不登校など学校生活に関わる相談に応じています。

    受付24時間受付
  • 子どもの人権110番

    人権擁護委員などが、子どもの人権に関わる様々な相談に応じています。

    受付平日8:30~17:15
  • 電話教育相談 中信教育事務所

    学校生活や不登校など、教育上のあらゆる問題について、保護者や児童生徒からの相談に応じています。

    受付平日9:00~17:00
  • 学校生活相談センター(24時間子どもSOSダイヤル)

    いじめ・不登校をはじめとする学校生活に関わる様々な悩みについて、夜間・休日を含めて24時間相談できます。匿名で利用可能です。

    受付24時間受付
  • 長野県チャイルドライン推進協議会

    子どもの声に耳をかたむけ、その心を受け止める18歳までの子どもの相談に応じています。

    受付毎日16:00~21:00
中澤 瑞穂

サイト運営者中澤 瑞穂

7年前に長男が不登校になり、当時十分な情報が得られず県内外の不登校を受入れている私立学校やフリースクールを転々として精神的にも経済的にも大変な苦労をしました。長男は現在学校復帰して高校に通っていますが、不登校や発達障害について正しく知る必要を感じ、大学に再入学し教育や福祉についての研究を行っています。自分の経験や大学で学んだ知識を、不登校で悩んでいるお子様や保護者の方々と共有して支援に繋げていきたいと思っています。