フリースペース十色は、2018年に、学校へ行くことができない、社会に一歩踏み出せないといった１０代〜２０代の方たち（思春期世代）に安心して過ごしてもらう居場所として、教育委員会等の協力のもと、スタッフ5名で開設しました。現在は、スタッフ3名で運営されています。

中間教室は義務教育段階の不登校児童生徒を受け入れていますが、フリースペース十色は年代にこだわらず思春期世代の20代の方も利用することができます。
十色が開いている時間は自由に過ごすことができ、勉強している子、バトミントンやカードゲームをしている子と利用する人が好きなことをして過ごすことができます。

三村さんは元養護教諭（保健室の先生）の経験があり、野見山さんは産業カウンセラーのお仕事もされていることもあり、お二人とも共感しながら、時には頑張ってきたことを褒めて話を聞いて下さるのでとても安心してお話することができました。
岡村さんは普段は運営を担当していますが、笑顔の素敵な方で子ども好きで面倒見の良い方でした。

十色は、パン（地域のパン屋さん）や野菜（三才山の農家さん）、お米（地域の方）、レトルト食品や缶詰（地域の方や地域振興局のフードバンク）から頂くなど、地域の方々に愛され、支えられながら運営しています。
一番の特色は頂いた食材をスタッフの方々が調理し、みんなで作りたての温かいお昼ご飯を食べながらアットホームな空間で過ごすことができます。

三村さん、野見山さんはアウトリーチ（同行・訪問支援）も行っており、十色が開かれない日はご家庭への訪問、医療機関や関係各部署に同行し、不登校に限らず子どものことや生活のこと等で困っている方の支援もしています。

利用料金は無料です。