寿に不登校の子ども支援施設
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31日開所 松本市内4カ所目 南部地域で初
松本市教育委員会は31日、同市寿中1に不登校の子どもを支援する「寿教育支援センター」を新設する。教育支援センターは、中間教室から名称を変えた施設で市内では4カ所目。市南部地域では初めての開所となる。
広さ73平方㍍で、教職員寿豊丘住宅の一部を改修した。平日の午前9時~午後3時に開き、教員経験者ら1~2人、ボランティアの支援員が駐在。学習、工作、遊びなど子どもの意向を優先した活動を行い、1日20人程度の利用を見込む。
市教委によると、2018年度は452人だった市内の不登校の小中学生は右肩上がりに増え、22年度は680人になった。新型コロナで一時的に学校を離れてから戻れない例もあるという。波田、鎌田、山辺の各センター(旧中間教室)の利用者も増加の一途をたどっており、センター増設と、子育て世帯が多い南部への設置が必要になっていたという。
市教委学校教育課は、学校への復帰という目的だけにとらわれず、事情に合わせた多様な学びの選択肢を提供したい-としている。
2023.8.24(木)信濃毎日新聞
筆者のつぶやき
いよいよ今月末に南部地域に子ども支援センター(旧中間教室)が開所することになりました。今までは南部地域に子ども支援センターがなかったため、保護者の方々が遠方まで送り迎えするなどご苦労だったと思います。子ども支援センターは各センター事に特徴がありますが、南部地域の方で方針が合えば子どもの居場所のひとつになると思います。子ども支援センターが市で運営する不登校支援の学校(居場所)という認識がまだまだ希薄に感じます。夏休み中に、寿支援センターに視察に伺い、特徴や施設の様子などアップしていこうと思います。