発達障がいと養育者支援研究会
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教育や福祉、医療関係者らでつくる松本市の「子どもを虐待から守る会・まつもと」は6月17日午後2時半~4時、小児科医で信州大医学部子どものこころの発達医学教室特任助教の新実妙美さんを講師に迎える公開研究会を、女鳥羽中学・岡田小学校あさひ分校(旭2)とオンラインで開く。新実さんは本紙「なないろキッズ」の執筆者。虐待防止の視点から、発達障害のある子どもの特性や子育てで大事にしたいこと、養育者への支援の在り方などについて話す。参加無料。会場参加は申込不要。ウェブ会議システム「zoom(ズーム)」を使ったオンライン視聴(定員100人)は14日までにウェブサイト=QRコード=から申し込む。問い合わせは同会のウェブサイトから。
MGプレス 2023.5.27
6月17日(土)午後2時半~4時 場所は女鳥羽中学校・岡田小学校あさび分校(旭2)・オンラインで開催されます。
筆者の雑談…
原著論文「不登校と発達障害:不登校児の背景と転帰に関する検討」脳と発達2017 鈴木菜生 他の論文に心身症的身体愁訴(しんしんしょうてきしんたいしゅうそ)で受診した児のうち73%に不登校がみられ、身体愁訴は不登校に先行して出現することが多かったと報告している。また、不登校の57%が発達障害を有し、中でもPDD(広汎性発達障害)を有する割合は高く、ADHDとの併存例も含めると不登校児の45%を占めた。上記の結果からも発達障害と不登校は密接な関係だということが窺え、今後、発達障害に関する情報も記載していきます。
※原著論文とは…筆者がオリジナルの研究や実験を行い、研究課題に対する独自の知見を示す ことを目的にしている論文
※PDD(広汎性発達障害)とは…対人関係の困難、パターン化した行動や強いこだわりの症状がみられる障害の総称