2025年 松本市の不登校支援が新たに

2025.1.3 21:01
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新年明けましておめでとうございます。みなさんはどんなお正月🎍をお過ごしでしょうか…?私は、修士論文の提出まで残り1か月‼夢の中でも論文を書いている夢を見ています💦本年もマイペースにぼちぼちとブログを更新していきますのでどうぞよろしくお願い致します。

ご報告が遅くなりましたが…12月26日(木)に松本市の教育政策課が主催している「不登校支援関係者会議」に参加してきました。この会議は、官(行政)と民(民間)の支援団体が共に手を取り合いながら、不登校支援を行って行こうということで8月22日(木)からスタートして、今回で3回目になります。、

第3回までの会議内容は下記の通りです↓

官民連携に至ったのは…松本市の不登校問題が教育課題として喫緊の課題になってきたからです!松本市の不登校は、「教育要覧2024(令和6年度)を見ると、中学校では令和5年度は1名減少しましたが、小学校では前年度と比較して、70名増になっています。この数字だけではあまり不登校児の数がわかりませんが、松本市の児童生徒数から計算すると、小学校では29.5人に1人、中学校では15.2人に1人が不登校になっていることがわかります。

出典:松本市教育要覧2024(令和6年度)https://www.city.matsumoto.nagano.jp/uploaded/attachment/99363.pdf

この現状を踏まえて、松本市では2025年から相談窓口が変更になります。

今までは、相談窓口が3カ所ありましたが、今後は、①行政の窓口として学校教育課 学校支援室の不登校対応の専門家「不登校アドバイザー」が対応することになりました。②公設民間の窓口は、今迄と変更なく「はぐルッポ」です。不登校になり、担任の先生や学校と疎遠になってしまった保護者にとっては、専門家と話が出来てその子にあった支援場所の提供やお子さんの悩みを聴いてくれる方が専門家になったので今後は相談しやすくなりますね。

実は…松本市の不登校は、松本市議会議事録「令和6年2月定例会」にて、和久井悟議員が「令和4年度の松本市の不登校生徒は、過去最多の680人となり、そのうち約70%がどこにもつながっていないという深刻な状況となっている」と述べている通り、不登校児童生徒の多くが自治体の運営している教育支援センター(旧中間教室)や公設民営、民間の支援団体に繋がっていません。松本市教育委員会(行政)や民間の不登校の支援団体はこの支援の繋がっていない70%の子ども達にも学習の保障、子どもの人権を尊重して力になって行きたい思いは一緒です。今まで、行政と民間には距離がありましたが今後は手を取り合って支援していける関係になったらいいなと思います。

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